オンライン資格確認について
◉2023年4月1日より当院でも「マイナンバーカード」を使ったオンライン資格確認の本格運用が開始され、マイナンバーカードをお持ちの方は、窓口でスタッフに保険証をご提示いただかなくても、窓口設置のカードリーダーを利用することで健康保険の資格確認がスムーズに行えるようになります。
※詳しくは、受付窓口スタッフまでお問い合わせください。
オンライン資格確認とは
- ■オンライン資格確認とは
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オンライン資格確認とは、医療機関や薬局で、マイナンバーカードを利用して保険資格の確認ができる仕組みです。従来のように保険証を預かり、オペレータがシステムに入力するのではなく、患者さん自身が専用のカードリーダーにカードをかざすことにより、保険資格の確認ができます。同時に来院しているのが被保険者本人で間違いないかを確認し、不正使用が行われない仕組みです。
- ■オンライン資格確認のメリットは?
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厚生労働省では、オンライン資格確認を導入することにより以下のようなメリットがあるとしています。
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- 〇メリットその1「保険証の入力の手間削減」
- 従来の保険資格の確認は、スタッフが健康保険証を患者さんから預かり、保険証記号番号、氏名、生年月日、住所などを医療機関システムに入力する形でした。この方法では、どうしてもスタッフが入力する手間・時間(3分程度)が生じます。そうなると受付業務も圧迫され、患者さんを長時間待たせることにもなります。オンライン資格確認を導入により、患者基本情報の入力と確認の手間・時間が削減・短縮されます。
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- 〇メリットその2「診療・薬剤情報及び健診情報の提供」
- 情報提供に同意をされた方は、医師又は薬剤師が診療・薬剤情報及び健診情報を基に診察を行う事が可能となります。
初めての医療機関や薬局でも、今までに使った薬の情報や患者の過去の受診歴・診療情報を踏まえた健康状況が医師等と共有でき、健康管理や医療の質の向上につながります。
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- 〇メリットその3「限度額適用認定証等の連携」
- これまで限度額適用認定証は患者さんが保険者へ申請を行わなければ、発行されませんでした。オンライン資格確認により、患者さんから保険者への申請がなくても、限度額情報を取得でき、限度額以上の医療費を窓口で支払う必要がなくなります。
当院では、医療情報・システム基盤整備体制充実加算を算定しております。
※特例措置として上記点数を令和5年4月~12月間算定予定